KOISHIWARA & ONTA-YAKI            2002.Oct.12


 

サイトに遊びに来て頂いているかいたんさんが、

小石原と小鹿田焼の陶器市に行くと言うのを聞いて、私はなかなか九州方面は行けないので、

是非に陶器市リポートをして来て欲しい!と無理にお願いして、リポートして来て頂きました〜!

ですので、ここからはかいたんさんのリポートです。

 

10月12日土曜日、日田市皿山地区で行われた小鹿田焼陶器市に行ってきました。

現在小鹿田焼は10軒の窯元から成ってるそうです。

自宅と窯と工房がいっしょの敷地にある、家内工業の窯元です。

自宅の軒下や庭に器達が並ぶ、フリーマーケットのような陶器市でした。

 

軒下に並ぶ器の数々・・・

飛びかんな・・・これぞ小鹿田焼!

谷川の水を引いて唐臼で
土を挽いてます。

味噌じゃない〜!

家のすぐ横に登り窯
(のっぺらぼう知里、邪魔!)

庭の花壇にも焼き物が・・・


 

同じ日に行った小石原焼陶器市は、小鹿田に比べてずっと商売気のある大規模な市でした。

窯元は50件ほど・・・福岡県小石原村の中に点々とあります。

陶器市の時は、それぞれの窯元でも販売していますが、

道の駅の中にある「陶の里館」に村内の窯元の作品が集められているので、あっちこっち行くより便利です。

ここで好きな作品を見つけてから、直接その窯元に行くのがベストかも・・・。

並べてみると同じ小石原焼でも作者によって違いがあります。

小鹿田焼同様、飛びかんな、刷毛目、櫛目、釉薬の打ち掛け、流し掛けという伝統的な技法が特徴です。

小石原の流れを引き継いでるのが小鹿田なのだそうです。

ただ素朴な小鹿田に比べ、小石原はデザイン物、芸術作品が多かったです。

その分、お値段も高かった!

 

小石原焼のお店、ディスプレイから
小鹿田とは違う・・・。

これも小石原焼。

まな板型の小石原のお皿。
35000円でした!

私もどこでもドアがあったら行ってみたいな〜。

だけど、とっても詳しく、写真もたくさん撮ってもらって、

陶器市へ行ったような気分にさせて頂きました〜。

「飛びかんな」と言えば小石原や小鹿田焼き!

と器の本で見て知っていたのですが、

それ以外に焼締みたいな板皿なんかもあるんですね。

35000円にはびっくりです!

かいたんさんが購入された小鉢、色違いの水玉でかわいいですね〜。

楕円のお皿もシンプルで出番が多そうなお皿ですね。

値切ったのでしょうか???(笑)

かいたんさん、本当に楽しいリポートありがとうございました〜!m(__)m

おまけ・・・こんなの買いました〜〜。
楕円のお皿だけ小石原、
あとは小鹿田♪


 

これから、この「陶器市へ行こう!」をご覧になって頂いている方達の

お近くの陶器市をご紹介できればいいな〜と思っていますので、

私はこんな所の陶器市へ行ってますよ〜!と私の訪れていない陶器市をご存知で、

リポートして来てあげますよ〜!という方がおられましたら、是非ご一報を!

(何のお礼もできませんが…(^^ゞ)

 

1人でも多く、陶器市の楽しさを知って頂けたらいいな〜と思っています(*^_^*)